湯河原町では、古くから伝わる伝統的な行事「どんと焼き」が、新年を彩る素敵なイベントとして地域ごと行われます。どんと焼きは、正月飾りや古くなったお守り、お札などを神聖な火で焚き上げ、新しい年のスタートを祝う日本の古来からの行事です。
お札などは事前に神社などで集めています。(五所神社より)
どんと焼きの由来と意味
どんと焼きは、平安時代に宮中で始まり、次第に広く一般にも受け継がれるようになりました。この行事は、1月15日の旧正月の最初の満月の夜に行われ、正月を彩った飾り物やお守りを燃やし、歳神様に感謝とお見送りの意味を込めています。
火は歳神様の帰る道を照らし、燃えた灰は豊穣な年を迎えるための力とされ、地域によってはその灰を持ち帰り、畑にまくことで豊かな収穫を願う風習もあるそうです。
どんと焼きの楽しみ方
紹介している宮下区でのどんと焼きにも準備があります 朝早くから竹を取りに行き
(前日準備のところもあります)
また 神社より年末年始に集められたお札を取りに行き どんと焼きのタワーをつくります
(いつも準備ありがとうございますm(_ _)m)
どんと焼きのタワーは「どんど焼きの塔・台(どんどやきのとう・だい)」などと呼ばれることがあります。これは、どんと焼きで使用される正月飾りやお守りを積み上げて作られた塔の事です(^^)/(地域によって呼び名は違うかもしれませんね)
時間になると火をつけます この時間に合わせて近隣住民のかたはお飾りを持ってきますね
また、個々で準備した餅や団子など どんと焼きの日にて焼きこれらをいただくと、一年間健康で幸せな時が訪れるとの言い伝えもあります。
合わせて婦人会や区会などで作った甘酒などを頂いて飲むことも(^^♪
焚き上げの時間はあっという間です
湯河原のどんと焼きは、1月の2週目~3週目に地域の人々が一丸となって行う伝統行事。ぜひ、その雰囲気を感じながら、新年の始まりを祝いましょう。地元ならではの温かさと伝統文化に触れ、素晴らしい時間を過ごせることでしょう。ぜひお出かけください!